2016年11月19日(土)日本コーチ協会の第18回年次大会が、ベルサール神保町(千代田区西神田)で開催されました。
ご参加いただきました皆様、また運営をサポートしてくださった皆様に、心より御礼申し上げます。
以下に、当日の様子をご報告します。
◆Sesson1 基調講演 リーダーシップ開発におけるコーチングとは? ~ グローバルな視点から見るベストプラクティスとROI ~
ルー・スターン(Lew Stern)氏
Stern Consulting代表
40年間コーチおよび、コンサルタントとして実践と研究を行ってきたスターン氏。その国内外での実践とリサーチを通して明らかになったコーチングの成果・事例を示しながら、組織のリーダー開発のために、コーチングがいかに有効なのか、ということについて語りました。
また、コーチングの成果についてのリサーチは、世界的にはまだ十分ではないとしながらも、計測領域を明確にして組織にコーチングを導入することにより、必ず高いROIに結びつく結果が得られると締めくくりました。
スターン氏自らのエグゼクティブ・コーチングの経験をふんだんに盛り込んだ講演を受けて、組織にコーチングの導入を検討している参加者の方との活発な質疑応答が展開されました。
◆Sesson2 講演 データから検証: より成果につながるコーチの行動
番匠 武蔵 氏
コーチング研究所LLP
人と組織の関係性やコーチングの成果をを可視化する、コーチング研究所の番匠氏からは、コーチングを受ける側の満足度や目標達成につながるコーチの関わり方について、リサーチデータをもとに発表がありました。
- リーダーが定期的に部下と対話を交わす
- 継続的にコーチングを実践する
会場からも、コーチングの組織導入に向けて、具体的な戦略に関する質問があり、組織におけるコーチングのニーズがますます高まっていることが感じられました。