日本コーチ協会主催 第17会年次大会開催報告(2015年)

2015年11月7日(土)日本コーチ協会の第17回年次大会が、東京コンベンションホール(中央区京橋)で開催されました。
ご参加いただきました皆様、また運営をサポートしてくださった皆様に、心より御礼申し上げます。
以下に、当日の様子をご報告します。

基調講演1 なぜ、優れたプロフェッショナルは、マルチ人格なのか -コーチングと「マルチ人格のマネジメント」-

「田坂塾」塾長 / 多摩大学大学院教授
田坂 広志 氏

「才能」の本質は「人格」ととらえる田坂氏。 多様な人格=才能を育てていくことの大切さ、相反する人格を、静かに観察することの意味などについて実体験を踏まえながら語られました。 また、無意識のうちに限定してしまったり、自分では気づいていない才能を花開かせる役割として、コーチがとても重要であるというメッセージをいただきました。
田坂氏の語りかけるような講演に、会場全体が水をうったような静かさとなり、独特の一体感が生まれました。

特別講演 リーダーのコーチング活用とその効果

コーチング研究所LLP
番匠 武蔵 氏

組織におけるコーチングの活用状況やその成果について調査データを元に発表していただきました。また、コーチングを活用しているリーダーの事例とコーチング研究所のデータを紹介しながら、コーチングが自身や周囲の人にどのようなポジティブな変化をもたらしたかについて、分かりやすく紹介していただきました。

多くの方にお越しいただき、コーチングとコミュニケーションの可能性が再認識できる会となりました。

過去の大会の様子