日本コーチ協会主催　第7会年次大会開催報告（2005年）

11月5日（土）、日本コーチ協会の第7回年次大会「Coaching2005」が、東京国際フォーラムで開催されました。今年のテーマは「Evidential Coaching」、成果が実証できるコーチングをメインテーマに据えてワークショップと様々な分科会が行われました。

恒例のコーチング調査報告。第6回目の調査となった今年は、時系列のデータをお伝えすることができるようになりました。

オープニングワークショップでは、テーマとなった“エビデンスのあるコーチング”を体験してもらうため、参加者全員に「フィードバックシート」が手渡され、デービッド氏と桜井一紀のコーチングデモに、評価を与えていきました。

「デービッド・ゴールドスミス氏によるアメリカのコーチングモデル」では、デモのアンコールが出るほどの盛況ぶりでした。参加者全員がカードを使って“コーチになる”ことを体験。インタラクティブ感満点の分科会でした。

「コーチングの活用事例」では、参加者から職場で明日から使える具体的な質問が多く挙がり熱心にメモを取る姿が見られました。プロとして活躍するコーチへはクライアント獲得の方法などに質問が集まっていました。

「1on1コーチングの成果」では、チューターによって改めて出てくる成果についてクライアントが語る生の言葉に、参加者が耳を傾けていました。

「コーチングツールをとことん活用する」では、開場前から並んで待つ参加者の姿が多く見られました。昨年、一昨年に比べ、年々興味が高まっていることを感じさせました。

ネットワーキングパーティーでは、全国チャプターリーダーのご紹介や、サポーターのご紹介をしました。アカペラコーラスやカルテットの生演奏が流れる中、全国各地のコーチたちの、熱気あふれる会話が会場内に広がっていました。

今年も約100名のサポーターのお力により、受付・誘導・記録等の運営を滞りなく行うことができました。皆様のご協力に、心から感謝申し上げます。